VLCモバイル

ベトサイ Gニュース


タイトル:デング熱 カテゴリー:医療
更新日:2015-10-10
ベトナム全国

デング熱


(2004/4、2012/12追記、2015/10追記)

 2015年はデング熱の患者が例年より多いようです。サイゴンでは2015年に入って10600人の感染が報告されています。これは去年の同時期より80%増です。市の小児科病院では週当たり400ケースとなっています。特に感染の多い地区はBinh
Tan, Thu Duc, Binh Chanh, Tan Binh, Tan Phu 区 そして8区です。 全国では今年45000人の感染、28の死亡例となっています。保険当局は11月末まで流行は続くと期待しています。



 フランスの製薬会社サノフィは去年「デング熱に対する世界初のワクチンの効果が臨床試験で確認されたと発表した。来年後半にも実用化するとしている。臨床試験は感染が広がっているアジアと中南米の10カ国で、約3万1千人を対象に実施。重症化して入院するリスクが80.3%減少したという。」デング熱ワクチンが効果 仏、来年にも実用化:日本経済新聞(2014/11/04)

 このワクチンがベトナムで2015年中にも販売されると報道されています。期待したいところですが、マレーシアは認可を見送ってます。



デングワクチン開発の現状と課題-国立感染症研究所 (2015/3)



デング熱ワクチンが効果 仏、来年にも実用化  :日本経済新聞(2014/11/04)



世界初のデング熱ワクチン 認可見送り マレーシアニュース(2015/6/01)

「このワクチンがデングウイルス1型、3型、4型には高い有効性を示したが、アジアで最も認められる2型に対しての有効性が34.7%と低い結果であったためとみられる。」



小児へのデング熱ワクチン、効果あるも年齢差/NEJM|医師・医療従事者向け医学情報・医療ニュースならケアネット(2015/8/15)







PC用ページで読む

記事番号: 254
ページ管理者 : VLC